SSAかぁ・・・・・・。













ついに根雪になりそうなくらいの雪が降り積もってしまい、メンドくさい季節に突入した事を実感している今日この頃。毎日-5℃でも-10℃でも良いので雪が一切積もらない冬を待望していますこんばんは。
早いもので前回の更新から一週間経ってしまったのね、申し訳。





さて、前回の続きとなります。











今年の始め頃、本を一冊読み終えました。







昨年の秋くらいから職場にいる結構ヘビーな読書好きな人に珍しく奨められていたものの、なかなか読まずにいて漸く読み始めたのが今年に入ってからで。
宮下奈都著『羊と鋼の森』という小説。
中身には触れませんが、かなり面白い一冊でした。
それこそ誰かに奨めたくなるくらいには。








羊と鋼の森

羊と鋼の森











それから時は流れて10月の終り。
舞台となった北海道の各地を実際に辿りながら小説の世界をより深化する・・・みたいなTV番組が放送されると知り、その第一回目の題材が『羊と鋼の森』との事で録画。
前編と後編の2部構成だったので後編の放送を待った後に一気見したのが11月の最初の週末。
番組はドキュメントタッチで現地に住む人や土地や建物に触れながら、小説の再現シーン的な小芝居を挟んだり一節を朗読したりと内容的に興味深いだけでなく、ロケーションの美しさを随所に魅せる映像とそれに呼応する音楽がこれまた素晴らしくて。その点だけでも十分に見応え聞き応えがあり、録画したのは大正解でした。
NHKならともかく、民放で、しかもローカル局の製作でこんな高水準な番組が観られるとは思ってもいなかったよと。















というのが番組を観た素直な感想で、そこに嘘は何一つ無いのだけど、それより何よりこの番組に出演してる唯一のキャストに完全に目を奪われてしまったわけです。
各ロケ地の美しさにも引けを取らない容姿と所作、コメントやセリフの端々に感じる聡明さなんかに文字通りの釘付け状態。
正味30分もない番組を観ながら加速度的に魅了されてしまって。
中でも横顔の美しさには何度もハッとさせられて、こんな超絶横顔美人は後藤真希以外に知らんぞと思ったりもして久々に昂ぶりつつ。
つうか今のアイドル界隈に、それもハロプロ外にこんな人がいたのかー!!みたいな。






























それが乃木坂46橋本奈々未さん。
番組のタイトルは『乃木坂46 橋本奈々未の恋する文学 -夏の旅-』でした。
彼女の事前知識としてはほぼ無知。名前も聞いた事が有るような無いようなって感じだったし道産子だってのも番組を観て初めて知ったほどで。
そもそもグループ自体も殆ど知らず、乃木坂ってのは流石に認知してたけど46なの?48なの?ぐらいの曖昧さでそれ以上の事はさっぱりだったのが正直な所で、辛うじて知ってると言えるメンバーも白石麻衣さんくらいかな。









取り敢えず録画を見終えて直ぐにどんな人なんだろ?と思って公式サイト等々で色々調べました。
そこで初めて来年グループを卒業して芸能界からも引退ってのを知ったわけだけど一先ずその点は置いておいて、最初で最後のセンターを務めてるという最新シングルのMVに辿り着いて。
いや、卒業引退ってニュースは当時話題になっていたので耳にはしていたけど、誰がってところに関しては全く思い入れも無い人だったから気にもしていなかったもので。
その後、よりにもよって・・・という思いが自然に湧いてきたわけだけど、改めて経緯を確認して人となりも少しは分かってきている今となってはその決断がとても自然で、彼女らしいものだという事を理解してもいて。
というかそうする以外に、他にしようがないのは過去から学んでいるのでね。
それに事前に発表されてるのだから、その日までを楽しめとも思うし・・・。
寂しさは当然のようにあるとしても。
















でMV観たらさ、またかなりの衝撃を受けて。
当然初見だった訳だけど、そこに映る彼女がまた儚げでひたすらに美しいのよ。
どういう角度から切り取ってみても違和感なく画になり様になってるわけ。
センターだから扱いが良くて目立つ場所にいるからってのも当然あるのだけど、何かもう立ち姿のシルエットだけでも映え方が尋常じゃなくて。













一体これは何なんだと。














改めて、この日まで存在をろくに知らずに生きてきた事を本当に悔やんだわけです。
同時にあの時に知っていればという一種の機会損失が浮かぶわけで。思い当たるのは2度。
先に触れた『恋する文学』って番組は今年の2月に既に-冬の旅-が放送されているのだけど、その時は番組の存在を知っていながらスルーしていてね。初回の題材が『ノルウェイの森』だったからなんだけど。あまり良い印象が無い本だったもので。いや、その辺はどうでも良くて、当時もし観ていたら・・・っていう悔恨。


















2度目は更に遡って2013年夏。月9ドラマに出ていたという事を色々調べてる途中に知ったのだけど、初回から最終回まで割と好意的に観ていたのは覚えてるものの、肝心の彼女が何処でどんな役として出ていたのかはさっぱりで。とある動画の出演シーンを観て漸く思い出せたくらいで、当時そこで目に止まらなかったのは何故なんだ・・・っていう痛恨。



















まぁ何にしろタラレバでしかないんだけど。
その他に能動的に知るような機会は無かったと思う。
つうか、ここ最近の遮断スキルの高さが完全に仇となっていたのが本当に悔やまれるわけでw
そういう意味では一冊の本が起点となっての巡り合わせはなかなか面白い成り行きだったなと。
寧ろそういう方向からじゃないと恐らく知り得なかっただろうしね。
ただ、やはり偶然に頼って閉じたままなのは良くないとも思うし基本的なスタンスを改めて、新しい目を持つ必要があるかなと思ったりもしていて。
とにかく僕の諸々が一時にして狂わせられたわけです。
橋本奈々未という人を知ったが故に。















でもってMVはストーリー仕立てのショートムービー的な造りになっていて、正に前々から望んでいた一つの形が観られたとも思って。
もちろん毎回こういうテイストのMVを撮ってるわけではないだろうけど、これまでにも度々は作ってるようだってのは他のMVを観ながら理解。
てか趣向を凝らしたよく練られているMVばかりで、その辺も凄く好印象で。
やはり作品として、ちゃんと力を入れてしっかり作り込んでいるトコはあるものなんだなぁと・・・。













そんな『サヨナラの意味』のMVですけど、掛け値なしに出来が良くて何度観ても飽きないんだよね。一つ一つの描写の意味が見えてくると余計に良く思えて、暇さえあれば観てしまうくらいで大絶賛ですよ。







https://m.youtube.com/watch?v=M3eGhMORIpY










曲自体もイントロからアウトロまで隙がなく、これもまた文句無し。メロディがとにかく優しくてこれ程しっくりくる温かい曲はそうは無いなと。今年は気に入る楽曲がこれまで極僅かだった中、この曲があっさりトップに躍り出た模様。
CD発売はまだだったけどiTunesで先行配信されてたので即ダウソして、更に既発のアルバム2枚も勢いで購入。
そしたら思いの外と言ってはアレだけど、良い曲が本当に多くて。
描写が細かく人の内面を繊細に綴ったような詞と、それに合わせたミディアムテンポなじっくり聴ける曲が多いのは正に自分好み。
君の名は希望』『僕がいる場所』『きっかけ』『羽根の記憶』『私のために 誰かのために』
この辺はどストライクにも程があるってくらいの私的ストライクな曲だと思っていたら『サヨナラの意味』を含めて全て作曲者が同じというのを知って妙に納得したりもして。
やはり嗜好的にもこの手の楽曲は聴きやすくて心地良いなと。
今となってはそれ以外の楽曲も全面的に肯定出来るくらいには聴き馴染んでいて、先走ってiTunesで買ってしまったけど、改めてCDで全てのシングルも含めて買い直そうと思い始めてるからね。特典映像も観てみたいし。
あと、基本的にヴォーカルがソロパートよりもユニゾンで展開されている曲が殆どのようだけど、その辺は特に気にもならず。
ハロプロに長い間どっぷり漬かっていた身からすると、ある種のカルチャーショックがあったのもまた確かだけど。
なんて言うか、所変われば何たら的な、これまでの見方とは違う何かが芽生えているのを実感として気付いてもいて。













と、ここから先の話はもう止そう。今ならいくらでも話が出来るので終われないからw













そんな訳であっという間に転がってしまいました。
橋本奈々未という個人のみならず乃木坂46というグループにも。
自分でも驚くくらいの急激な転向ですわ。
そんな最初の邂逅から大体1ヶ月が経ったのだけど、色々と知る事に費やして今日に至っています。
10年と数年前にモーニング娘。に興味持ってハロープロジェクトなるものに片足を突っ込み始めてた頃と似た感じで。
あの頃も現行を追いつつハロモニやら何やらの過去に出演した番組を漁って観まくっていた記憶があるのだけど、それを今は乃木坂46で繰り返してる感じ。
毎週放送の冠番組もあるし過去のはグループ結成当初からの番組もあるので、あれこれ知って行くにはとても都合が良くて。
乃木どこも乃木中も普通に観てるだけでも面白いのよね。











それで今は大方のメンバーの顔と名前も覚えられたし、どういう子なのかって点も大まかには認識出来る所までは来たかなと。
つうか乃木坂46というグループのビジュアルレベルが異常に高い事に今更ながら知って何かもう笑うしかなくて。
どこから見ても可愛い子や綺麗な子しか見当たらないって凄いなと。
まぁその中でも一際輝いているのが橋本ななみんなんだけどさww













さて、ホントにこの位にしときましょうか。











以上が久々に更新しようと思い立った動機の大体の顛末です。
相変わらず回りくどく無駄に長い書き方をしてしまいましたが、要するに・・・















乃木坂はいいぞ!















この一言に全てが集約されていると。
いや、真面目に言うと、ここは今までとにかく℃-uteが好きでハロプロが好きでっていう根底があって主にそれに関連した話を長いことしてきた場だったわけだけど、それが今や覆ってしまったという事を自覚したので、一応ちゃんと表しておこうと思ったもので。
ただ、だからと言って今後℃-uteやハローはもう一切知らないという状況まではいっていないのだけどね。
今はそんな感じ。












でさ、区切りとしては良いきっかけが出来たのでもう完全に店仕舞いにしようというのも久ぶり更新を思い立った一つの動機だったのだけど、ここまであーだこーだ書いてたらなんとなく惜しくなったので保留にしておく事としました。
また何か書きたくなったら更新します。
明日か2週間後か数ヶ月後かは分かりませんが。
それではまた。