『☆☆☆』雑感

先週火曜に喜々としてフラゲしたは良いけど実はあまり聴いていなかったきらりちゃんのアルバム『☆☆☆』、ようやくじっくり聴けたのでその感想でも。
取り敢えずこのアルバムを、小春ちゃんの真っ直ぐな歌を聴いてると改めて「歌唱力=歌が上手い」という方式が成り立たない事を実感させられました。
例えば新曲4曲は女の子のちょっと切ない恋する気持ちを歌っていて、確かに歌唱力という面だけで見ると拙さはあるけれどそうした面を補って余り有るくらいの気持ちでカバーされているなと。言い換えれば感情や表現力と言ったトコでしょうか。
もっと言えば聞き手にどう伝わるかが1番大切でその辺を思うと一曲一曲どれもしっかりと歌われていると感じるわけで、そうすると結局小春ちゃんは歌が上手いんじゃないかと思わなくもないわけです…。
まぁそもそもな話として「歌が上手い」とはどういう意味でその定義は何で決まるのか曖昧なのでハッキリした事は言えないですし分からないんだけど。




さて、ややこしい話はこの位にして…今現在のお気に入りを3曲挙げるなら『星のしずく』『spaghetti』『LOVEだよ☆ダーリン』かなぁと。


『星のしずく』は初めて聴いて速攻で持っていかれたグッと入り込みやすい曲。サビの広がりというか壮大な感じがとにかく好みで惹かれます。


『spaghetti』は歌詞だけ見るとちょっとエッチィ感じもするんだけど小春ちゃんが歌うと全然エロくはなくて寧ろ爽やかにすら思えてしまう、そんな曲。まぁそうは言っても「パスタみたいに巻かれたーい」なんてトコでは思いっ切りニヤニヤしてしまうんですけどね(笑)
曲自体もインパクトがあって『バラライカ』のような中毒性のある曲とも言えそう。


『LOVEだよ☆ダーリン』はタイトルだけは何となく聞いた事があったんだけど実際に曲を聴いたのは初めて。
この曲の小春ちゃんは文句なしに可愛いです。そんな曲も『spaghetti』同様にインパクトがあってノリ勝負みたいなトコもあるんだけど、どちらかというと『恋☆カナ』のテンションに近い曲でしょうか。いや、単にタイトルに“☆”が使われてるという共通点だけではなくてね。


と言った感じの3曲が今のお気に入りなんですがそれらを更に上回る曲も存在してるわけで…
それが『水色メロディ』。
バラライカ』のC/Wという事で昨年から何度も聴いてるんだけど今アルバムでもやっぱり自分の中で断トツな曲で、伊達に初聴で衝撃を受けその勢いで小春カテゴリーを作ってしまっただけの事はあるなと(笑)
そんな『水色メロディ』、何が良いって曲調も歌詞も小春ちゃんのボーカルも全てがツボだし一時期ひたすら救われた面もあるんだけど具体的にはもうよく分かりません。
とにもかくにも『水色メロディ』LOEV*1みたいな(笑)
つうか昨年のハロプロ楽曲大賞の私的トップ10に入ってる曲なので、そこであれこれ語ってるはずだから今回は割愛って事で。


アルバムトータルでの印象は紙一重の危うさというかギリギリな感じがドキドキとトキメキを生む、みたいな。且つ楽しさがあって何度も何度も飽きずに聴いてしまう、そんなアルバムじゃないっすかね。
ん?意味分かんない?
いや、聴けば言ってる事が分かる筈(笑)
一応分かりやすく言うと非常にジャンルに富んだ楽しさいっぱい夢いっぱいのアルバムだよ、と。

*1:LOEVという表記は昔ごっちんが何かの折りに「LOVE」を「LOEV」と書いた奇跡的アフォっちんを受けてのものです。結構昔の出来事ではあるけれど未だにそれを思い出しては意識的に使いたくなる時があるんです。ごっちんへのリスペクトとして(笑)。なので綴り間違いではないので悪しからず