アジアカップ 日本×オーストラリア
あの状況でPK戦にまで縺れさせた日本の勝ち切れない点については置いておくとしてタフなゲームを制してベスト４に進出したのは何よりでした。
そして守護神川口にはただただ感謝。
前回大会の数々の神懸かった当たりには複雑な思い*1があったんだけど今日の２本のPKストップは素直に感謝したいなと。
ただこの試合に勝ったからってオーストラリアにリベンジしたとか雪辱したとか言うのはどうかと思うんだよねぇ。
１年前に惨敗したのは事実だけど今はもう双方の監督が変わって別のチーム（まぁ豪州は基本的に変わっていないようにも見えたが…）になってるわけでそうした視点で見てもあまり意味がないように思っていたので。
そもそも昨年のＷ杯での敗戦なんて戦前から予想出来ていたし実際負けても「あぁやっぱりね（苦笑）」くらいにしか思わなかったので「今日は絶対に勝ってあの時の悔しさを晴らす！」とか何とか言って鼻息を荒くしてるサッカーファンを端から見ても「悔しさって何？」ってのもありましたし（笑）
それでもオーストラリアみたいな武骨だけど個々の能力が高いチームを相手に力負けせず後半途中からは一方的な展開でゲームを支配出来てた*2という観点では１年前と比べると日本代表も逞しくなってると思いますしオシムが指揮するチームの確かな成長も感じられたわけで感慨深い試合ではありました。
まぁシュート時の落ち着きだったりその一つ前のパス精度や質（特に両SBのクロス）だったりの個人スキルのレベルはあまり変わっていないように思うけどね。あとはシュートそのものの意識ももう少し高くしたいところで、その辺はチームでどうこうじゃなくて個々が意識し直さないといつまで経っても変わらないかなぁと。
次の相手がサウジになるかウズベクになるかはまだ分かりませんけど準決勝はそこがポイントになるでしょうし…。
ま、とにかく今日は勝ってホントに良かった。
ちなみに僕も高原の助走の長さは気になっていたんですが案の定でした（苦笑）
そしてラストの中澤も助走が長くて相当ドキドキしながら観てました。蹴ったコースもギリギリでしたし（笑）
