EURO2008 GLグループA ポルトガル×トルコ



ポルトガル 2-0 トルコ


実力差がそのまま出たような試合だったかと。
ポルトガルは攻守にコレと言った穴が見当たらない(強いて挙げればトップとなるわけだけど)評判通りにレベルの高いチームでした。
攻撃面ではやはりC・ロナウドが目立ってはいましたが同じ2列目のデコ、モウチーニョ、シモンもそれぞれがパスやドリブルにキープ力や最前線への飛び出しと言ったところのパフォーマンスが良くて序盤から中盤で主導権を握り試合そのものもポルトガルが優位に展開させていました。
加えてディフェンスも堅くセンターの2人を中心に厳しさと巧さのある守備でトルコに対してカウンター以外にはチャンスらしいチャンスはほぼ作らせず、と。
このグループではポルトガルがやはり頭一つ抜けたレベルにあるというのを見せてくれたと思います。



一方トルコはポルトガルが相手というのもあってか基本的に守ってのカウンター。
相手の中盤を自由にやらせすぎたディフェンスは不安定でトップのニハトは孤立気味、と何だかあまり明るい材料は見つからなかったのですがスイスもチェコポルトガル程の支配力や攻撃力は無いので攻めに枚数を掛ければチャンスも増えるでしょうし得点の可能性も高くなるんじゃないかと。
何なら個々の技術ではスイスやチェコよりトルコの選手達の方が上のような気もしましたしトルコにとってもスイス同様次の試合が負けられなくなったわけで良い意味で開き直れればこのまま終わる事にはならないでしょう。